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残尿が多い場合について [その他]

「残尿」とは、排尿をした後に実際に膀胱(ぼうこう)に残っている尿の量のことを言います。正常の方はほぼ0mlです(完全に0ではないとのこと)
前立腺肥大症などで尿の排出に障害がある方の場合は残尿が増えます。

30ml以上残尿があれば多いとされているとのことです。

この残尿量については、超音波で簡単に計測できます。

「残尿感」とは、排尿をした後に尿がまだ残っている感覚のことを言います。これは実際に膀胱に尿がほとんど残っていない場合においても感じることがあります。

急性膀胱炎の方は、膀胱の知覚神経(尿を感じる神経)が炎症により刺激を受けて興奮しているため、尿がほとんど残っていなくても残尿感
を感じます。

ちなみに、逆に膀胱の神経が鈍くなっていると、「残尿」がたくさん あるのに、「残尿感」を感じない場合もあります。

膀胱にいっぱい尿が溜まっていても、出せない場合もあります。
多量の残尿は、神経の障害によって膀胱の収縮力が落ちる脊髄疾患や脳血管障害、糖尿病、大腸がんの術後、子宮がんの術後などで生じるそうです。
多量の残尿が続くと、感染で膀胱が痛んだり、尿を作る腎臓が障害を受けてしまうそうです。
この場合、自己導尿法にて、「残尿」をなくすために自分で尿道からカテーテルをいれ、その方にあった時間ごとに、尿の排出を促します。

自己導尿法はこの「残尿」をなくすために自分で尿道からカテーテルをいれ、その方にあった時間ごとに、尿の排出をすることを言います。自己導尿法を習得すれば、感染も減らせるし、低圧で排尿することで腎機能障害を予防します。



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タグ:残尿が多い
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